映画『マジカル・シークレット・ツアー』

映画『マジカル・シークレット・ツアー』

Trailer

  • 90秒予告
  • 30秒予告

2017年、中部国際空港で主婦たちが逮捕された実際の金密輸事件に着想を得て生まれたオリジナルストーリー。流されるままに生きてきた人生から≪自分の≫意志で選び取る人生へ―。密輸という秘密で結ばれた3人の、イリーガルな自分探しの旅は一筋縄ではいかない現代を生きる私たちに新しい選択肢を見せてくれる。

本作はシンガポールでの大掛かりなロケを敢行。【金の密輸】をめぐる、魔法のように煌びやかな旅路を、本場の空気そのままに、スクリーンに投影するー!

平穏な日常を送る二児の母が、突然知らされた夫の借金と、解雇。
返済のため行きついたのは、シンガポールでの闇バイト【金の密輸】だった。
そこで偶然出会った、非正規雇用の研究員と、未婚で妊婦のキャバ嬢。
密輸の成功に味をしめた3人は、自分たちで密輸を始めることに。初めて手に入れた、お金と自由、そして“自分らしく生きる喜び”。それは魔法のような時間だったが…。

岐路に立たされた3人の、それぞれの人生の行方はー。

Cast

有村架純
夫の横領を知った二児の母・和歌子

Profile

1993年2月13日生まれ、兵庫県出身。映画、ドラマ、CM、雑誌などに数多く出演。2010年テレビ朝日ドラマ「ハガネの女」でドラマ初出演。『ビリギャル』(15)で主演を務め、日本アカデミー賞優秀主演女優賞・新人俳優賞をW受賞。『ひよっこ』(17/NHK 連続テレビ小説)で主演を務め、『花束みたいな恋をした』(21)では、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。近年の主な出演作に「石子と羽男」(22/TBS)、『月の満ち欠け』(23)「どうする家康」(23/NHK 大河ドラマ)、『ちひろさん』(23)などに出演。「さよならのつづき」(24/Netflix)、「海のはじまり」(24/フジテレビ)、『花まんま』(25)、『ブラックショーマン』(25)などがある。4月には日曜劇場「GIFT」(26/TBS)に出演する。

Comment

不格好で決して誇れない瞬間でも
彼女たちにとっては生きていくための方法論で。
監督をはじめ、皆さんとこの物語の行く末を祈りながら撮影しました。
彼女たちの愛おしく懸命な生き様を
是非、覗いてみてください。

黒木華
借金600万の研究員・清恵

Profile

1990年3月14日生まれ、大阪府出身。2010年、NODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』でデビュー。その後映像作品にも活躍の幅を広げ、『シャニダールの花』(13)で第87回キネマ旬報ベスト・テンの新人女優賞を受賞。『小さいおうち』(14)で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した。主な出演作品に、『日日是好日』(18)、「凪のお暇」(19/TBS)、『先生、私の隣に座っていただけませんか?』 (21) 「僕の姉ちゃん」(22)、『せかいのおきく』 (23)、「下剋上球児」(23)、『アイミタガイ』 (24)、「光る君へ」(24/NHK 大河ドラマ)などがある。

Comment

それぞれ異なる環境で生きてきた女性三人が偶然出会い、少しずつチームとなっていく過程がとても面白く心が動かされます。
シンガポールで有村さんと南さんと雨の中、橋を渡ったシーンは特に印象深く、忘れられない思い出です。
スリリングさの中に感情の機微も詰まった映画になっていますので、ぜひ劇場で楽しんでいただけたら嬉しいです。

南沙良
貯金ゼロの未婚の妊婦・麻由

Profile

2002年6月11日生まれ、東京都出身。『幼な子われらに生まれ』(17)で俳優デビュー。初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(18)で、報知映画賞、ブルーリボン賞ほか数々の映画賞を受賞。映画『この子は邪悪』(22)、「光る君へ」(24/NHK 大河ドラマ)などで活躍を重ねる。近年は『愛されなくても別に』(25)、『万事快調〈オール・グリーンズ〉』(26)などで主演を務め、単独主演映画『禍禍女』(ゆりやんレトリィバァ監督作品)は2月6日、ヒロイン出演の香港映画『殺手#4』(キラー・ナンバー4)は今春にそれぞれ全国公開待機中。

Comment

努力や善意だけではどうにもならない現実が、人を追い詰め、選択を歪めていく。そんな人間や社会の不完全さの中を必死に駆け抜けました。
与えられた環境はいつだって不平等で理不尽だと身にしみて感じる撮影期間だったと思います。

正しさと生きることの間で揺れる彼女たちの姿に、観る方それぞれの現実が重なれば嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

塩野瑛久
横領し、解雇されたことを隠している和歌子の夫・高志

Profile

1995年1月3日生まれ、東京都出身。2012年、デビュー。2024年、NHK大河ドラマ「光る君へ」(24)での一条天皇役が話題を呼び、立て続けに話題作に出演中。近年の主な出演作に、映画『八犬伝』『チャチャ』(24)、ドラマ「魔物(마물)」(25/EX)、「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」(25/KTV,CX)「嘘が嘘で嘘は嘘だ」(26/CX)、「未来のムスコ」(26/TBS)などに出演。公開待機作に『SAKAMOTO DAYS』、『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』など。

青木柚
輝かしい将来を約束された、清恵の後輩・椎名

Profile

2001年2月4日生まれ、神奈川県出身。子役として活動開始後、W主演を務めた『うみべの女の子』(21)で毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞にノミネート、『まなみ100%』(23)でMOOSICAWARDベストアクター賞を受賞。近年では、『港に灯がともる』(25)、『天使の集まる島』(25)、『秒速5センチメートル』(25)、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(21)、「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(25/TBS)などに出演。26年は、舞台「ピーターとアリス」を皮切りに、映画『ブルーロック』、『NEW GROUP』など待機作多数。

斎藤工
高志の上司・田ノ上

Profile

1981年生まれ、東京都出身。俳優・フィルムメイカー。パリコレ等のモデル活動を経て 2001 年に俳優デビュー。主な出演作に映画『昼顔』、『シン・ゴジラ』、『シン・ウルトラマン』、『禍禍女』、Netflix映画『新幹線大爆破』、『This is I』。ドラマにEX「誘拐の日」Netflixドラマ「極悪女王」等。映像制作にも積極的に携わり、初⻑編監督作『blank13』では 国内外の映画祭で 8 冠を獲得。児童養護施設のドキュメンタリー『大きな家』 では企画・プロデュースを務め、昨年の日本批評家大賞ドキュメンタリー賞を受賞した。また、被災地や途上国での移動映画館 cinéma bird 主宰、Mini Theater Park、撮影現場での食の改善や託児所プロジェクト、白黒写真家など、活動は多岐にわたる。

Staff

天野千尋
監督・脚本

Profile

1982年7月30日生まれ、愛知県出身。大学卒業後、会社員を経て2009年に映画製作を開始。監督・脚本を担当した『ミセス・ノイズィ』(19)が東京国際映画祭で日本映画スプラッシュ部門に選出、ニューヨークの映画祭ジャパンカッツで観客賞を受賞した。昨年には岸井ゆきの、宮沢氷魚が主演を務める監督作品『佐藤さんと佐藤さん』(25)を公開。脚本家としては、アニメ「紙兎ロペ」(フジテレビ)、「ヒヤマケンタロウの妊娠」(22/ Netflix)天狗の台所(23/BS-TBS)などを手掛ける。

Comment

育児に追われていた2017年、【金塊を下着に隠して密輸した主婦5人を逮捕】という記事を目にして、強く興味を惹かれました。
なぜ主婦が金の密輸を? 下着に隠して? どんな人たちなんだろう?
わたしの関心は不思議と、犯罪者である彼女たちではなく、生活者としての彼女たちの方に引き寄せられ、どんな暮らしをしていたのか? なにか事情があったのか? どうやって計画したんだろう? など空想がどんどんふくらんでいきました。もしかすると同じ主婦として、どこかで自分を重ねていたのかもしれません。
もちろん犯罪は許されません。けれど罪を犯した人を「悪」と断じるだけではなく、その背景にはどんな事情があったのだろう?と考えてみることこそが、実は大切ではないかと思います。