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【イベントレポート】6/20(土)公開記念舞台挨拶

主婦たちが金の密輸に手を染めた実在の事件に着想を得た、映画『マジカル・シークレット・ツアー』がついに全国公開!初日翌日の6月20日(土)には丸の内ピカデリーにて公開記念舞台挨拶が実施され、主演の有村架純さん、共演の黒木華さん、南沙良さん、塩野瑛久さん、そして天野千尋監督が登壇しました。

夫の横領と解雇を知り、子連れで金の密輸に手を染める主婦・和歌子を演じた有村さんは、「朝早くから映画を御覧いただきましてありがとうございます。昨日から無事に公開しまして、ここから沢山の方が映画を観て旅に出て行って欲しいなと思っております」と満員御礼の会場に向けて挨拶。

ジャパンプレミアでの初お披露目以降、観客からは「爽やかな映画」「目まぐるしい展開で息つく暇がなかった」「エンタメ作品なのに社会派!」「見終わった後に心が少し軽くなった」などの激推しコメントがSNS等々に届いている本作。
これに有村さんは、「まさにそのような感想を抱いていただきたかったです。これから作品を観る方には、気負いせずに気楽に観ていただきたいです」と嬉しそう。借金600万円を抱える非正規雇用の研究員・清恵役の黒木さんも、「彼女たちは犯罪に手を染めてはいるものの、三人分の人生を見られる映画です。色々な感想を頂けると頑張って良かったなと思います」とニッコリ。金の密輸仲間として和歌子と行動をともにする未婚で妊婦&貯金ゼロのキャバ嬢・麻由を演じた南さんは、本作について、「誰でも生きる事と正しい事の間で揺れる事があるけれど、それらをある意味爽やかに滑稽に描いているのが素敵」と感想を述べました。

和歌子(有村)の夫で横領と解雇を妻に隠していた高志役の塩野さんは、周囲からの反響に触れて、「観てくれたみんなから、第一声で“面白かった”と言ってもらえる事が多くて、まさにその一言に尽きると思います。社会派だけれども湿度がなくてカラッとして不思議なエンタメ性のある作品です」と話した。

有村、黒木、南は初共演だが、コンビネーションは抜群だったという。天野監督はポスターにもあしらわれている金塊を楽しそうに齧るシーンについて、「当初は夕日が差し込んで金塊をキラキラ照らすイメージでしたが、撮影当日はあいにくの曇り空。でも3人が本当に楽しそうに、撮っているこっちがワクワクできるような感じでアドリブを交えてはしゃいでくださって。金塊を齧るシーンもこんなに面白いものになるとは思っていなかった。3人の芝居に助けられました。」と舞台裏を紹介した。

有村さんは黒木さん&南さんの印象を尋ねられると、「お芝居をされている時の地に足がめり込んでいるくらいしっかりとした堂々たる姿に“カッコいい!”と惚れ惚れしました。お二人とも持っているエネルギーが全然違って、それがお芝居にも反映されている事を間近で感じる事が出来ました」とリスペクト。黒木さんは座長・有村について、「現場で静かにいらっしゃるんですけれど、いるだけで空気感がホワッともなるし、キュッとも引き締まったりして、凄い方だと思いながら共演させて頂きました」と返礼。南さんは「有村さんはお芝居をしている時もお話をしている時も、目に吸い込まれそうになる。だから私の体が吸い寄せられてどんどん傾いてくる。有村さんから近いな…と思われる事もあったのでは」と有村さんの吸引力を明かします。

つづいて魔法のように人生が変わった旅の思い出を紹介。有村さんはノルウェーを挙げて、「二十歳の頃にお仕事で初めて訪れて、それから4年後にまた同じ場所に今度は初めて自分のお金で行きました。最初に訪れた際に人との出会いや景色を見て涙が出た経験があったので、この場所にまた来たい!と思った。新たな発見もあって、同じ場所に行くのも良いなと思いました」と明かしました。黒木さんは石垣島を挙げて、「そこでダイビングの免許を取って、初めてダイビングをした時に海の中で『自分はちっぽけだな』と思った。解放された気持ちになって、生活も仕事の事も全部吹っ飛んじゃうというか。こういう風にリセットされる時間も大事だと気づいた瞬間でした」と実感を込めます。

カニが大好物という南さんは、「数年前に鳥取に行った時に食べた松葉ガニ。人生で食べたカニの中で一番美味しかったです。その時は本当に落ち込んでいて何にも喉を通らなかった時期だったけれど、そのカニだけは食べられました。そのくらい美味しかった」と笑わせ、これを受けて塩野さんも、「10代の頃に食べた仙台の牛タン!その衝撃は忘れられない」とうっとり。天野監督は、「大学時代に留学した中国。そこで人間をリアルに濃く描いている様々な国の映画を観たことがきっかけで、映画を撮ろうと思った」などとヒストリーを口にしていました。

念願の劇場公開を祝して製作された、東京とシンガポールを繋ぐ3枚の“純金製”航空券をお披露目!それぞれに「WAKAKO」「KIYOE」「MAYU」と役名が印字された、世界にひとつだけの純金航空券です。本物の24kで製作されたキラキラ美しい航空券を前に登壇者は「輝きが違う!」「欲しい!」と大興奮で、役名が印字されていることから黒木さんが「ということは…貰っていいよね?頂きます」とニヤリとし、劇中でシンガポールに行っていない塩野は、「あれ…TAKASHIは?」と残念そうに、次の渡航へ意欲を見せていました。そして映画公式Xにて純金航空券などが当たる感想キャンペーンが行われている事を知ると、塩野さんは「はい!投稿します!今のうちにアカウントを沢山作る!」と当てる気満々、場内は笑いに包まれました。

最後に天野監督は、「オリジナル作品なので、原作ものに比べて知名度を上げていくのは大変なので、皆様の口コミこそが作品を広める力になります。SNS等々で感想をつぶやいたりして、広めてもらえたら嬉しいです」と拡散期待。主演の有村さんは、「経験や年齢を重ねていくと、変化したい時に大きく環境を変えないと一歩が踏み出せなかったりすることもあると思います。自分も30歳を過ぎてここから変化をどういう風につけていけばいいのだろうかと思う事もありますが、本作を通して年齢は関係なくて自分が一歩踏み出したいという気持ちがあれば、いつでも人生はやり直すことができると感じました。この映画は違法な方法ではありますが、人生をやり直すべく彼女たちが奮闘する痛快なエンターテインメント作品です。皆さんの背中を押せるような作品になったら嬉しいです」とアピール。続けて、「週末は天気も危ういですが、そんな時は映画館に足を運んでいただけたら嬉しいです」とさらなるヒットを祈願していた。